ようこそ男声合唱団コール・フロイデへ

3人の指揮者とピアニストにより様々なジャンルの歌が歌えることと、フラットな人間関係で体力が続く限り安心して長く歌い続けられることが魅力です。1985年創立以来、団員指揮者で運用しておりましたが、2022年4月よりバリトン歌手で合唱指導者の吉岡和男さんをお迎えし、発声とハーモニーに磨きをかけているところです。

合唱のおかげか、団員は実年齢よりずいぶん若く、それぞれの人生を紡いだ合唱には、おじさんならではの魅力があります。

もちろん、おじさんに限らず高校生以上の男性なら大歓迎です。一緒に歌ってみませんか。楽譜が読めなくても、練習音源とパート練習、練習内容のメール配信と練習動画で何とかなります。自分の声が合唱に溶けこんだ珠玉のハーモニーを楽しみましょう。

2024年4月に福山市神辺文化会館大ホールで開催する第20回定期演奏会に向け、毎週火曜日午後6時半と月1回の日曜午後から、徳田東会館で練習を楽しんでおります。最近、ふたり仲間が増えました。お気軽に遊びに来てください。

「コール・フロイデ」は広島県福山市で活動している、男声合唱団です。

創立以来、定期演奏会を軸として、ヘルシンキ男声合唱団福山公演での賛助出演、中国二期会主催オペレッタ「こうもり」の出演、福山第九など、他団体とのジョイントコンサートや交歓演奏会、また各種施設を訪問しての出前演奏会など幅広く活動しています。年齢、職業、経歴などは異なっても、音楽が好きという一点で集い、皆で楽しく青春しています。

コール・フロイデとは

定期演奏会を軸として、他団体とのジョイントコンサートや交歓演奏会、各種施設を訪問しての出前演奏会など幅広く活動している福山唯一の男声合唱団です。

コンサート情報

最新のコンサート情報、創立から行っている各種コンサート演奏曲情報はこちらからご覧ください。

 

次回は、2024年4月14日(日)

午後2時より(開場13:20)

神辺文化会館大ホールにて

第20回定期演奏会

みゆき歌曼陀羅、月光とピエロ、

水のいのち

ゲスト:検討中

随時団員を募集しています

新型コロナ対策のため、練習会場は、徳田東会館のみです。

毎週火曜日 午後6時半時より9時

月1回日曜日 午後1時より5時

福山以外の人でもOK。素人比率80%、初めて合唱される方に最適。合唱経験者大歓迎。


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YouTUBEチャンネル

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練習スケジュール

毎週火曜日(夜6時30分より)と

毎月1回、日曜日(午後1時より)に

徳田東会館で行っている練習のスケジュール情報を公開しています

指揮者等のご紹介

指揮者3名、ピアニストのプロフィールを公開しています


新着情報


第20回定期演奏会 第四ステージ 男声合唱組曲「水のいのち」 (日, 07 4月 2024)
「水のいのち」は、混声合唱組曲として、1964年に放送初演された。当時カワイ楽譜の社長でもあった作曲家清水脩からすぐに出版要請があり、翌年に楽譜が出版されると、たちまち全国に広まり、1966年には女声合唱、1972年には男声合唱の初演が行われ、10年のうちに混声・女声・男声のすべての楽譜がそろった。 その後、50年以上経過した今も、楽譜史上の最多出版数を更新し続けているという、合唱をする者にとって、一度は歌いたい名曲の代表格である。 作曲者の高田三郎氏は、この作品を書くことになった動機について、著書「来し方」の中で、「人の肉体はよいものであり、もっともっと大切にされなければならないのであるが、人にはまた精神というものもあり、その精神が賛成しているのでなければ、どのような生き方をしても、人はそれに満足することができない。その『精神』に目と心を向けてもらうために、この〈海〉を含む合唱曲を書こう、と決めた」と述べている。 また、この作品の大意について、『水の一生』というよりも、”The Soul of Water”すなわち、『水の魂』であるという。そして、『魂』とは、「それがあれば生きていけるが、それを失えば死んでしまうもの」なのだという。さらに、「水の『魂』とは、低い方へ流れていく性質のことではなくて、反対に『水たまり』は『空を映そうとし』、『川』は『空にこがれるいのち』なのであって、それはまた、私たちの『いのち』でもあり、この組曲の主題でもあるのだ」と述べている。 もう一つ、高田三郎氏は教会音楽に精通され、日本語の合唱曲にグレゴリオ聖歌の手法「小リズムのアルシスとテージス」を取り入れた最初の作曲家でもある。言葉を重視された氏は、高低アクセントをもつ日本語と旋律との融合をとても大切に考えられた結果だと言われている。         (参考文献 佐野智子 編著「高田三郎 祈りの音楽」) さて、私自身が「水のいのち」を歌ったのは、大学生のころ、この曲が楽譜になって数年後でしょうか、混声合唱でした。いろんな曲をたくさん歌ったと思うのですが、ずっと心に残っていて、何かの拍子にふとその一節がよみがえるのです。一番よく出てきたのは、第4曲「海」の「しかーし」のところ。しかも、当時の合唱団員の声で出てきます(笑)。すると、「海」の曲全体がよみがえり、そこから全部の曲が順不同に再生されます。他の曲のばあいも、似たようなことは起こるのですが、「水のいのち」は特に頻度が高いような気がします。 このようなわけで、私自身の人間性や変なクセまで、皆様におきかせすることになるかもしれませんが、この曲集を愛するが故のこととしてご容赦くださり、名曲を楽しんで聴いていただけるなら、私にとってこの上ない喜びです。           (吉岡 和男)
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第20回定期演奏会 第二ステージ 男声合唱組曲「月光とピエロ」 (Sun, 07 Apr 2024)
男声合唱組曲『月光とピエロ』は、清水脩が堀口大学の処女詩集『月光とピエロ』より5編の詩を選んで作曲し、1949年自らの指揮で東京男声合唱団によって初演された。合唱曲の分野で初めて各曲の間で文学的・音楽的な関連性をもつ「連作歌曲」の様式がとられた。その結果、単に日本最初の男声合唱組曲としてだけでなく世界最初の合唱組曲となった。  心で泣いて顔では笑うおどけた姿のピエロとしめやかな月の光りとに托して歌う人生の哀愁、美しく親しみやすい日本的なメロディーが、多くの人の共感を呼び、男声合唱の定番曲として歌い継がれている。 Ⅰ. 『月夜』  ピエロが思いを寄せる女道化師コロンビイヌは、ピエロを路上に置き去りに。失恋の悲しみが、月の光の温かさを思わせる重厚なハーモニーで、穏やかに歌われる。 Ⅱ. 『秋のピエロ』  おどけて泣き笑いの芸を見せながら、秋じゃ! 秋じゃ!と歌うピエロ。これも世渡りのためと自分に言い聞かせてはいるものの、人生の秋の侘しさに涙がほほをつたう。ピエロの姿を通して人生の哀愁が表現される。 Ⅲ. 『ピエロ』 顔をまっ白に塗ったピエロが、目一杯おどけている。その顔には一点の淋しさが浮かんでいて、強いて明るく振る舞っている。笑いに徹しようとしても隠し切れない心のにがみ、「身のつらさ」が歌われる。 Ⅳ. 『ピエロの嘆き』 ピエロを月の私生児と見立てている。生まれ素性も悲しいのに、母である天の月からもひとり離れ、舞台の上で泣き笑いをして世を過ごしている悲しさ。ピエロが心のままに生きられない不自由さを嘆き歌う。 Ⅴ. 『月光とピエロとピエレットの唐草模様』  月の光の下でまるで唐草模様の様に絡み合いながら、歌い踊るピエロと女道化師ピエレット。 表面は明るくても心に涙を流している点で、彼らは似た者同士。日々の生活の悲しさを胸に抱えながら踊り続ける姿を、高らかに歌い上げて曲を締めくくる。                                        (堀井 一宏)
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第20回定期演奏会 第一ステージ 「みゆき歌曼陀羅」 (Sun, 07 Apr 2024)
第20回定期演奏会  第一ステージ みゆき曼陀羅 演奏曲目解説 Ⅰ. 紫の桜 紫の桜は、世界三大花木のひとつとして知られるジャカランダのことです。この曲はハワイが舞台です。ある女が復讐のためにアメリカから日本へ向かう途中、結核が悪化し、飛行機がやむなくハワイに緊急着陸します。この女はハワイの療養所で何人かの人とふれあい、人生を見つめ直します。 一斉に咲き乱れるジャカランダを見て、女は何を思うのでしょう。ハワイでは春先にジャカランダが一斉に咲き、日系移民はハワイザクラと呼んで親しんでいたそうです。 Ⅱ. 二つのララバイ アザミ嬢のララバイ~ララバイSINGER  アザミ嬢のララバイは中島みゆきのデビュー曲で、初めてツアーコンサートを開いたときの1曲目でした。2020年のラスト・ツアーでも大切に歌われ、中島みゆきの原点と目されています。ララバイSINGERはアザミ嬢のララバイのオマージュ曲だそうです。ララバイは子守歌のことですが、どちらの曲も幼児を寝かしつけるような歌ではありません。いずれの曲も、疲れ果てた大人が抱かれ慰められながら、明日のために眠りに誘われていくという雰囲気をもっています。 Ⅲ. 糸  1998年にヒットした「聖者の行進」というドラマの主題歌でした。人々は出会い、つながり、ひとつの布になる。合うべき人に出会い、人を支えるかもしれない布ができる。それを幸せと呼ぶのだということが素直に伝わってくる歌です。「傷をかばいます」だとか「それが幸せです」だとか、断言しないところが魅力だと思うのです。 Ⅳ. 誕生  この曲は,『奇跡の山 さよなら、名犬平治』という映画の主題歌です。この映画には、心を病む女の子と様々な問題を抱える両親が登場します。中島みゆきは、この人たちに言葉をかけるとしたら、と考えて主題歌を作ったのだそうです。アメリカでは、生まれてきた子に“WELCOME!”と声をかけます。この曲には、人生いろいろあるけれど、“WELCOME!”と歓迎されたことがあるのを、思い出して、覚えておいてほしいというメッセージにあふれています。今日は、コール・フロイデがお客様に“WELCOME!”をお届けします    (下前 弘司)
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第20回 定期演奏会 曲目紹介 (Tue, 19 Mar 2024)
第20回 定期演奏会 曲目紹介   Ⅰ ステージ  みゆき歌曼陀羅 この組曲で取り上げられる曲はすべて、「死生観」に関わっています。「生きること」を伝える曲、人生経験豊かなメンバーが集まっているコール・フロイデにぴったりなのです。   Ⅱ ステージ  男声合唱組曲「月光とピエロ」 男声合唱組曲『月光とピエロ』は、清水脩が堀口大学の処女詩集『月光とピエロ』より5編の詩を選んで作曲し、1949年自らの指揮で東京男声合唱団によって初演された。合唱曲の分野で初めて各曲の間で文学的・音楽的な関連性をもつ「連作歌曲」の様式がとられた。その結果、単に日本最初の男声合唱組曲としてだけでなく世界最初の合唱組曲となった。   Ⅲ ステージ  賛助出演 アンジュとも いつも楽しく」をモットーに鞆交流館で月2回土曜日午後から福山市内の生徒(4歳から高校生まで)が集まって練習しています。今年は発足5年目です。 Ⅰ.Far Away: Ⅱ. 心のノート:TVアニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」テーマ曲 Ⅲ.リメンバー・ミー Ⅳ.風になりたい   Ⅳ ステージ  男声合唱組曲「水のいのち」 「水のいのち」は、混声合唱組曲として、1964年に放送初演された。翌年に楽譜が出版されると、たちまち全国に広まり、1966年には女声合唱、1972年には男声合唱の初演が行われ、10年のうちに混声・女声・男声のすべての楽譜がそろった。   その後、50年以上経過した今も、楽譜史上の最多出版数を更新し続けているという、合唱をする者にとって、一度は歌いたい名曲の代表格である。
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第20回 定期演奏会 (Tue, 19 Mar 2024)
第20回定期演奏会まで1か月となりました。 2月14日は、バレンタインデー 3月14日は、ホワイトデー 4月14日は、フロイデーをよろしくお願いします。 今回の賛助出演は、我々の孫世代の「アンジュとも」のみなさんです。天使の歌声をお楽しみください。 対するは、中島みゆき歌曲、男声合唱組曲「月光とピエロ」、男声合唱組曲「水のいのち」です。 平均年齢75歳の我々が、孫世代に負けない若々しい歌声を届けることができるをご期待ください。 定期的に、各ステージの紹介を投稿します。 おたのしにみ 
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