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190806通常練習

8月6日(火)19:00-21:30 神辺文化会館  1)指揮:亀高 浩  Nr.7 「Agnus Dei」 2)指揮:下前弘司 「糸」

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    練習風景より (金曜日, 23 8月 2019 10:06)

    合唱技術向上のための手引き書 第14号 
    『アンサンブルのポイントについて知ろう』 ②

    合唱を聴衆に届けるとき、ビジュアルも大きな要素とはなりますが、本来の音での勝負も重要です。 
    人の内面から滲み出てくるもの。
    それを表現していく上で、歌詞を正しいブレス位置で歌うことが重要です。
    ただし続かない方は無理をせず、休んでパート員に任せること、そしてずらすことによりパート員を助けることが美しいハーモニーを作ります。 (ブレスのシフティング)
    ブレスも直前であわてて吸うのではなく、構えることが重要だし、短い休符の時でも遅れて出ない事。
    ブレスもですが、歌詞の言葉をハッキリと歌うことも大切です。
    それぞれが歌詞の持つ情景を理解して歌えれば、必ず聞く人の心を打つはずです。
    以上のように、いろいろと勉強を重ねてきましたこの企画も、一応今回をもって終了になります。
    この企画では、堀井さんに大変ご尽力を頂きました。
    各自の練習にお役立てください。 
    決して綴じたままにしないで、そして皆さんの楽譜が書き込みでいっぱいになり技術の向上に役立てて下さい。

    指揮:亀高  ピアノ:大畑
     「Agnus Dei」 
    この曲は大分苦戦をしています。
    ・43小節からの2フレーズ、"nam"と"is"の4分音符は、タップリと拍数分で歌う。
    ・65小節の出だし、バリトンはあまり声を張らないで。
    ・54小節から、ベースが先導しているので、決して遅れないように。
    ・72小節のベース見せ場です。とちらない様に。またベース的には音域が高いので、楽に出す。口角を上げて。
    ・89~102小節、トップ・セカンド・ベースと旋律が流れてゆきます。明るい音色で歌う。
    ・104~121小節までは、各パートとも同じ音の連続ですが、その中にある8分音符をしっかりと歌うことにより、単調なお経ではなくなります。
    ・123小節からのフレーズ、ベースは音が飛びます。しっかりと取りましょう。
    全体を通してみるが、まだまだあらがあ見えています。 頑張りましょう。

    指揮:下前  ピアノ:大畑 
    各パートを2つに分けて歌い、それぞれを聞いてみた。
    夫々に、出来・不出来が見えてきた。

    "神田川"
    ・A メロは走らないで流れるように。 そして8分休符をシッカリと休む。
    ・C メロは4小節ごとのフレーズを朗々と、そして出だしの"わかかった"をクリアに歌う。
    ・ラストの"こわかった" は、バリトンがメロです。

    "五番街のマリーへ"
    ・歌詞は流れるように歌い、語尾が上がる音階の時に、突き上げるような歌い方はしない。
    ・休符の少ない曲なので、息が足らずに無意識でブツ切れに歌う時がある。
    ・鼻濁音の歌詞を流れるように表現して欲しい。
    ・各所に出てくる、"ほしい"の歌詞を丁寧に歌う。
    ・Eメロのところ、聞かせどころです。 しっとりと。